葉擦れの音を聴きながら2008/05/06 15:19

諏訪の家 テラスより
GWも今日で終わりです
今年は、土曜日は仕事をしましたが
そこから3日間、久々に休みました。

というのも、自分では気がつかないほど
疲労が蓄積していたらしく、急に動けなくなり
ずっと半分眠っているような状態で家にいたのです。

本当は、世の中静かになるし、現場もストップするので
じっくりと設計案を練るために使おうかと思っていましたが
体が安めというサインを出したようで、本当にのんびりとしました。

今は自宅のテラスにPCを持ち出してこれを書いています。
写真のノムラモミジがサラサラと風に反応して
葉擦れの音を届けてくれています。

実は、この家に本当に助けられているなぁ、と
この3日間で改めて思いました。
何処かに出掛けなくても、ゆったりと安らげる空間
この「ありがたさ」をこれからも設計する空間に
生かしてゆかねばと思います。

柔らかな陰翳2008/05/12 10:48

「浜田山の家」階段まわり
「浜田山の家」
本日、構造のチェックがはいります。
木造2層で、柔らかな陰翳が生まれるよう
細かく光を制御しています。

この写真は2階の階段室まわり
天窓からの光が射し込み
時間と共に移り変わっていきます。

お盆前の竣工に向け、工事が進んでいます。

水上散歩のお誘い-訂正版2008/05/13 21:26

「水辺から愉しむ東京」

昨晩、建築家協会で打合がありまして

open! architecture

というイベントのなかで

「水辺から愉しむ東京」

というイベントがあるのですが
私がお手伝いで同行することになりました。

もう〆切のようですが、まだけっこう空きがあるそうです。
竹芝桟橋より普段見ることのできないコースを東京湾視察船で巡ります。

私が同行するのは
5/16日(金) 10:00-11:30

です。
5/14 夕方くらいまでに
----------------
ご氏名
ご所属
当日の連絡先(電話番号)
ご年齢
----------------
を  こちら まで送付いただければ
私の方で申込をします。
なお、乗船料実費の¥1000は当日で大丈夫だそうです。

---解説の抜粋--
90分かけ、詳しい解説つきで東京湾をめぐります。
日々拡大を続ける埋立地の数々、普段は目にすることのない羽田空港新滑走路建設現場、「海の森公園」建設現場などを見学すると、きっとこれまでとは一味違った「東京観」を抱かれるのでは。
今回特別に東京都の視察船をお借りしました。

学びの金曜日2008/05/17 09:27

視察船よりの風景
1日、外を巡る金曜日でした。

まずは朝早めに竹芝に向かい、
open! architecture のボランティアです。
「水辺から愉しむ東京」という企画で、東京湾を
一時間半かけてぐるりと巡ります。

東京都の方が詳細な解説をしてくださり、ゴミの問題や
物流の拠点としての機能などを学びました。

それから、昼食をとり2件目の受付。
日本橋三越本店をご案内いただきました。
吹抜に面して設置されているパイプオルガンや
地下の免震工事の様子などを詳細に解説いただきました。
とても丁寧に対応いただき、さすが...と感心するコトしきり。

そして、イタリア文化会館へ
「イタリア・日本まちのあかり」という講演

イタリアとの文化や感覚の違いを交え、興味深い言葉が飛び交いましたが
面出氏の白熱灯禁止に関するコメントにはまったく同感。
白熱灯の消費電力をあげつらう前に、不必要な「明るさ」について
真剣に考えるべきです。

蛍光灯しかない住宅の設計など、やりたくないと
心から思います。

<光の器>2008/05/19 19:56

一瞬の晴れ間に

「海辺の家」
いよいよ、建て方が始まりました。

今日はレンタカーを借りて、当方スタッフ2名も一緒に現場に行きました。

多角形で垂直面がほとんど無いため
非常に難しいおさまりが多いのですが
今のところ、素晴らしい精度で組み上げられています。

来週くらいには骨組みがほぼ出来上がる予定。
柔らかく包み込まれる<光の器>。
夏の竣工に向け、進んでいます。

後輩のために2008/05/21 09:44

指導中...

昨日、明治大学の授業にはいつも一緒に設計をしている
構造家の大内彰さん(写真右)にゲストとして来ていただきました。

明治大学出身の大内さんに「後輩のために」とお願いして
今年で3回目。
構造の考え方に関するプチレクチャーのほか
住宅設計をしている学生の模型や図面を見ながら
構造的な解決方法のみならず、プランそのものについても言及されました。

最後の質問コーナーでは学生からの質問にも遅くまで答えていただき
きっと貴重な経験になったことと思います。

深く分け入ることは2008/05/23 10:09

内部造形はおもしろいが..
今週は日大(海洋建築)の本提出日でした。

課題はフローティングステージ。
横浜MM21の海面に浮かぶ施設の提案です。

土に根ざさないと言うことの特殊さと、それでも発生するコンテクスト
そこに深く分け入ることはなかなか難しい。

廣部班からは写真の案を始め
3案が全体講評会に進みましたが
「造形的」な提案から抜け出ることは出来ていない。
それが、夜遅くまで続いた講評会で厳しく露呈されます。

発表者はもちろん、聴きに来ていた学生にとっても
建築をつくると言うことの「深さ」について
考えさせられる機会となったことでしょう。

意図したリズムが2008/05/24 19:04

「浜田山の家」

連続感のある光と影のデザイン

トップライトからの光を受けて
手摺にあけられたパターンが浮かび上がる

今は、下地の節などが出ているから見分けにくい
しかし、濃色に塗装されると
ここで意図したリズムが浮かび上がるはず...

今週の現場打合は4時間以上かかりました。
細かい微調整が集中する時期に突入です。

ポリフォニックな音環境2008/05/29 09:50

海辺の家

週に2日の大学通いもあり、多忙な日々です。
来週は明治大学で第1課題の提出プレゼ。
前半の成果が問われます。

そんな中、南房総の現場に行ってきました。
ほぼ、ボリュームが分かるようになり、細かい部分は
まだまだありますが上棟しました。

海に向き合う建築の中で、波音がどう反響するのか?
浜辺にある貝殻に耳を当てたような音響効果が
連続するシェル構造の空間から生み出されるのではないか...
と構想しています。

完成したときに
同じボリューム、同じロケーションの空間であっても
設計によって<時の流れ>はコントロールできるはず。。。
そう思って常に設計をしていますが
ここでは、さらに波の絶え間ないリズムがポリフォニックに
加わるはずです。