されど、楽しきとき2007/12/02 22:42

されど、楽しきとき
土曜日のライブ
無事<乗り切りました>
・・・と言うのも、何と前々日の夜という最悪のタイミングで
ギックリ腰になってしまったからです。

金曜日はタクシーで病院に行った以外まったく動けず。
トイレに行くにも痛みと闘う決意が必要・・・という状態で
土曜日も、玄関の前からライブハウスまでタクシーに機材を積んで
出掛けました(帰りも同様)。

完全な状態で出来ないどころか、ステージ上で
ギターを弾くこと自体危ぶまれる状況でしたが
なんとか、ステージをこなしました。

100%のコンディションに持って行けなかったのは
メンバーはもとより、来ていただいたお客様にも申し訳ないと思いました。

でも。凄く楽しかったのです!
痛みは舞台の上で興奮していたのか、意外なほど忘れられ
いきなり数日ぶりにギターを持ったのと、強い鎮痛剤を飲んでいたからか
指は自分で思うほど動きませんでしたが、その時やれる範囲で
メンバーとの「対話」を楽しみました。

やはり、音楽は自分の生活に大きな意味を持っているのだ、と
再認識した時間でした。

このトリオはまだまだ可能性を秘めていると思います。
マイペースに続けていきます。

今日は朝整体に行き、1日休んでいました。
明日も朝行きますが、それで大学に行けることを祈りつつ・・・です

眩しいほどの紅2007/12/05 10:14

眩しいほどの紅
ふと気付くと、我が家のノムラモミジも眩しいほどの紅に

共に暮らす樹木から元気を貰います。

月曜日はタクシーで整体に行き、針を打たれました。
そうしたら体は重いけれど何とかゆっくり歩けるようになり
駅までいけたので、電車に乗ってそのまま千葉の大学へ

「船橋日大前」から普段教室までは5分ほどですが15分くらいかけて到着
(エレベーターなしの4階に上るのが関門でしたが)
設計製図の授業は休講にせずにすみました。

やはり、来週までにここまで頑張れ!と教え子に言っている以上
そのペースを乱すのは申し訳ないですし
スケッチしながら学生と一緒に建築のデザインを考えるのは
実は楽しい時間なのです。

まだ、色々不自由ですが徐々に回復しています

スタッフの平井君も昨日からインフルエンザで休んでいます
静かなアトリエで今出来ることから少しずつ....

銀杏並木2007/12/08 10:52

銀杏並木
木曜日、「南青山の家」に雑誌取材(下見)でお伺いしました。

クルマの話やら、色々脱線しながら久々にあの空間で
楽しくひとときを過ごしました。

すぐ近くにある銀杏並木も綺麗に色付き
沢山見に来ている人がいました。

ほぼ、廻りの人と同じペースで歩けるようになってきました。
今回は、ほんとうに治療に助けられました。

今日は本牧の現場に向かいます。

スタッフの平井君も予防接種をしていたお陰で
インフルエンザも軽く済み、復活しています。

さて、年末に向けて徐々に追い上げていきます!

アルヴァロ・シザの建築2007/12/11 17:14

12/7に発売された「モダンリビング」の連載

今回は、先日行ってきたポルトガルの巨匠・アルヴァロ・シザの建築を
紹介しています。

一応、年間でテーマを出して始めたのですが
新鮮なうちに...と帰国してすぐに纏めたのです。

このリアルな感じは帰国後しばらくしてから執筆した
「サイドウェイ」とはちょっと違いますね。

連載「響きのかたち」は無事、来年も続くことになりました。
来年とりあげるテーマをピックアップしているところです。

連載は自分でも面白いことに、徐々に文体が変わっていくのが分かります。
スタート時の<執筆基本ルール>も、サイドウェイとは変えているので
また違って視点で、建築の面白さが伝わっていけばと思っています。

※今回この写真をメインで使っているのですが、なぜか色校の時から
 天井がグレーになっていて、解決されないまま出版されてしまいました(残念)
 実際は、こういうグラデーションの空間です。

赤いモミジの絨毯2007/12/14 09:32

朝の紅葉
昨日の朝、冷たい雨と強い風に洗われて

目覚めると目の前に敷き詰められた

赤いモミジの絨毯

牛乳を注ぐ女2007/12/17 10:39

フェルメール
ひんやりとした朝

年末の慌ただしさと、ギックリ腰の「ツケ」で
なかなか大変なことになっています。

でも、これだけは...と
無理矢理時間を作ってフェルメールの絵を見てきました。

目的は本当にこの1枚のみ。

意外なほど小さな絵で
しかし、大変な絵だと思いました。

練り尽くされた構図から来る緊張感
精緻な筆致

そして、一番反応してしまうのは
柔らかく美しい光...です。

いくつかの建築で感じることの出来た光の質と
この絵の「空間」は同じ境地に達しているように感じるのです。

昨日も今日も2007/12/24 19:12

夕焼け1220
クリスマスイブかつ祝日ではありますが
昨日も今日も、作業をしています。

年末に提案する都心の住宅は、なかなか条件が難しいこともあり
かなり長い間の検討作業が続きました。

まだまだ、検討すべきポイントはありますが
12/28の打合に向け、一度纏めるべく頑張っています。

それまでは、厳しい日々が続きそうです....

ふと気付くと翌年...という年末になりそうです。

あかりの意味は2007/12/27 12:38

あかりの意味は?
追い込み中...ではありますが
気になる記事を目にしました。

「白熱電球 製造中止へ 温暖化対策政府が方針『3年内』案も」


蛍光灯の方が照度をとるために有利なのはわかる
寿命が長いことも分かる
公共の場や作業場のあかりとしてはいい

だけれども、蛍光灯の値段が高いという現実的な
ランニングコストの問題もあるが

その光の質はまったく違うのだ。

そもそも、ドラッグストアーなどに顕著だけれど
本当にそんなに夜を昼のように明るくする必要があるのか?
一番見直すべきは、そこだと思う。

夜は夜らしく...という明るさのためには
そんなに「あかり」はいらない
そして、明かりを灯す...と言う感覚から
現在発売されている電球色蛍光灯のイヤらしい光ほど
遠いものはないと思っている。

こんなことを真剣に法律として制定しようとしているとすれば
人の大切な感覚を無視しているとしか思えない。

文化の「深み」というのは
そういうことの「積み重ね」が生むものではないのか?

<温暖化>という言葉が別の意味で盾になるとすれば恐ろしいことだ。

写真:箱根富士屋ホテルの客室

新しい青山の家2007/12/30 08:46

新しい青山の家
今日は、お昼から自宅に雑誌の取材が入りますが
なんとか、一段落です。

ずっと追い込み体制で進めていた新しい青山の家も
無事、基本提案を終えました。

条件が難しかったことなどもあり、かなりの長期間にわたる
設計検討が続きました。
このパースは2つの坪庭とトップライトからの光に
守られたリビングです。

教え子が模型を手伝ってくれたこともあって、何とか間に合い
クライアントの笑顔に出逢うことが出来ました。感謝。

今年は楽しい出逢いに恵まれた一年だったなぁ・・・と思います。

来年も、どうか宜しくお願いします。