ブログ事始め2005/08/16 15:04

気が付くと、asahi-netでブログをやっている。
いままで、時折更新するページ をやっていましたが

試しにこちらに移行してみようと思います。
さて、どんな使い勝手なのか...

この写真は着工した神山町の家 現場にて

お盆明けからいよいよ、地下工事が始まります

光の意味を2005/08/17 10:08

向ヶ崎の家
実施設計が終わって、現在工事見積中の向ヶ崎の家
1/50の模型をオープンデスクの学生さんがつくってくれました
小さな空間に込められた光の移り変わりを、
創りながら感じてくれただろうか
海風の吹いてくる敷地に、おおらかな空間と
<いつもそこにある空>を求めて設計しています
先週は無理がたたったか腰を痛めて、ほぼ強制休暇の一週間だった。
今日から、徐々に活動再開です...。

薄さとは...2005/08/19 13:44

本日発売の新建築 住宅特集-9月号 -P146「在来工法ファイル」(文:趙海光氏)に
「茶畑の家」が取り上げられています。
建築家しかやりえない(やろうとしない)仕事を探しているうちに、この住宅に行き当たり、アトリエに来られました。そして、後日「茶畑の家」に同行させて頂きました。
趙氏のインタビューは、この家の特殊な工法に限らず、<建築家>として、どんなことを求めているのか?...と、かなり本質的な部分に質問が及んだことが強く印象に残っています。
<薄さ>そして、<ハイとロー>というキーワードでされている分析は非常に興味深く、自分自身の建築に対するスタンスも、改めて見つめ直すきっかけになりそうです。
自分の仕事をする上では、それぞれ様々な条件があるので、選択肢は無理にそぎ落とさず、されど、完成まで自分が信じることの出来ることをチョイスしていきたいと思っています。
 自身の気にならないことには、執着しません。その辺も<薄さ>という言葉を引き出す要因になっているかも知れません。
 反面、キーになると感じることには、納得いくまでしつこく突き進んでいくところがあります。
この家を通して、(多分)複雑性の集積である自分の中でも、ある一つの側面を浮かび上がらせてくれた様な気がしています。

満月が綺麗に見えるのは2005/08/22 21:58

年に一度の多摩川花火大会。
今年は途中から大きな満月が顔を出し、幻想的な風景を
生み出していました。
(写真右の明るい点が満月)

吹き抜ける風はもう秋の気配
きっと、もう、すぐそこまで来ています

ゆかり幼稚園2005/08/23 11:58

日本建築家協会(JIA)神奈川主催の見学会で、成城にあります
1967年竣工のゆかり幼稚園に行ってきました。
丹下健三氏の作品で、プレキャストコンクリートを前提とした意欲的なデザインが見られます。
(実際は、搬入路の関係から敷地内で打設されたそうです)
その地形を生かした力強い構成もさりながら、強いシステムと建築に必要とされる多様な機能(プログラム)との
<せめぎ合い>に、強い興味を覚えました。
それから、印象に残ったのは、木製建具の暖かさと、美しいプロポーションです
少し意外な感じがしました。

夜は、久々にブルーノート東京へ
小曽根真のトリオを聴きました。
もう10年も一緒にやっているトリオ、そうでしかあり得ないような「呼吸」を感じる演奏でした。また、非常に高度なことをやっているのですが、小曽根氏のピアノには一種のユニークさがあってトンガラずに、優しく包み込んでいます
「人となり」を感じるプレイでした

お世話になりました2005/08/29 10:59

昨日から、最寄り駅の「二子新地」上りホームが
仮設のホームに切り替えられました。
大井町線との複々線化工事の為に駅が徐々に改築されています
子供のころからずっと、このホームにお世話になっていたのだなぁ...と
思わず撮影した一枚。