「開かれた手」 ― 2008/03/09 23:37
本日、なんとかインドより帰国しました。
様々なものが混沌と一緒に存在する国の
パワーと迫力。そして臭いと暑さ・・・
強烈な体験でした。
厳戒態勢のチャンディガールには
コルビュジエが設計した州都の中枢があります。
(もちろん都市計画自体もコルビュジエ)
これは、そのなかにあるモニュメント「開かれた手」にて 撮影。
近寄れたのは幸運なこと
(左:矢野一志 中:馬場昭光 右:廣部)
この同級生3人で旅に出た経緯はこちら
非常事態宣言の出ている ダッカの代わりに、
カーンの「インド経営大学」もある
アーメダバードに行き先を変更。
インドの近代建築聖地を二カ所廻ってきました。
剰りにもたくさんのことがあり
書いているときりがないですが
今は、4日前から戦っている下痢と
熱病に浮かされたような建築空間体験の余韻が
意識を強く支配しています。。。
光の移り変わりで ― 2008/03/01 11:35
「本牧の家」工事が進んでいます。
この小住宅は、比較的厳しい敷地条件のなか
光の移り変わりで空間をつくろうとしています。
基本設計時のCGとはまた少し違う雰囲気に
「調整」をしつつ、光のグラデーションをより鮮明にすることを
意図しています。
いよいよ仕上げ工事も大詰め
3/29に御招待者向けのお披露目を予定しています。
毎週水曜日 ― 2008/02/29 21:45
今日は日本大学(海洋建築工学科)で設計製図の全体会議があり
来春からの担当学年が決まりました。
今度は毎週水曜日、3年生の担当になります。
実は、今度3年生になる学生達とは
1年生、2年生と付き合ってきたので
これで、3年間関わることになります。
どんな風に伸びていく姿を見られるか?
今年度も楽しみです。
また4/9から授業スタート。
まずは春休みの過ごし方で、「顔つき」が変わってくることでしょう。
日だまり ― 2008/02/27 19:34
昨日は「大井の家」に取材が入りました。
立ち会っていましたが、天気予報に反して射し込んだ光に
良かったなぁ...と。
これは私が撮影した一枚です。
お引き渡しの時は真夏でした
その時はリビングにはこういう光は射し込んでいません。
実は、設計のスタート時点から
夏の直射光はあまり入れずに、日だまりの欲しい季節に
室内に導くよう、壁の角度や窓の位置を考えていたので
その効果を確認できたという意味でも嬉しいひとときでした。
水廻りの取材 ― 2008/02/22 10:55
昨日は「南青山の家」に水廻りを中心とした
取材が入りました。
2つの性格の違う水廻りを持つ住宅
1階の壁にはちょっと珍しいマテリアルが使用されています。
また、発売時にお知らせしますが
どんな写真が撮れているか、楽しみです。
この写真は3階の水廻り
トイレットペーパー用の紙巻きも
ステンレスを素材に当方でデザインしたものです
海に誓う ― 2008/02/18 16:26
海辺の家-S
本日、地鎮祭が行われました。
風は冷たかったですが好天に恵まれ
海の青もまぶしいほど。
海に向かったこの場所に
地鎮祭用の「ひもろぎ」をつくると
いにしえの祝祭が感じられるように思いました。
夏の竣工に向け、いよいよ工事が始まります。
本日、地鎮祭が行われました。
風は冷たかったですが好天に恵まれ
海の青もまぶしいほど。
海に向かったこの場所に
地鎮祭用の「ひもろぎ」をつくると
いにしえの祝祭が感じられるように思いました。
夏の竣工に向け、いよいよ工事が始まります。
雪の日には雪を楽しむ ― 2008/02/15 15:53
雨の日には雨を楽しみ、雪の日には雪を楽しむ
これを当たり前に享受できる環境を都心につくるのは
なかなか難しい。
でも、そこから得られるものを感じたとき
チャレンジを続ける意味を見いだせます。
この写真は、先週末「黒箱-渋谷H」にお邪魔していたときの一枚。
楽しいひとときを送っていると、外はいつしか雪に。
薪ストーブのぬくもりを感じながら
落ちる雪を眺めて語る...
豊かな時間でした。
卒業設計 -明治- ― 2008/02/11 22:42
↑卒業設計 -明治大学
2/1に明治大学の卒業設計審査をしてきました。
明治の場合は、専任の先生方+ゲストで選ぶ賞と
非常勤で行っている兼任講師の選ぶ賞(生稜賞)があります。
私は兼任講師賞の審査で去年に引き続き行ったわけですが
最大の目的は卒業設計作品をきちんと見ることにあります。
そこに、大学の個性やレベルがかなり現れると思うからです。
それは、来春に設計製図の指導をするときのイメージにも繋がります。
兼任講師賞にはなりませんでしたが、私が一番評価したのは写真の提案
代々木公園に歴史的コンテクストから導き出された
施設を散りばめています。
フォリーという施設の名称が適切でないと感じたこと
内部空間の豊かさにまで表現が到達していないところは
やや悔やまれますが、手描きのパースも含めなかなかの力作です。
明治大学では今回50程の作品が完成していました。
完成レベルは様々ですが、意欲的なものが多く、その点は感心してしまいます。
彼らの多くが真摯な「建築人」として、巣立っていくことを祈ります。
2/1に明治大学の卒業設計審査をしてきました。
明治の場合は、専任の先生方+ゲストで選ぶ賞と
非常勤で行っている兼任講師の選ぶ賞(生稜賞)があります。
私は兼任講師賞の審査で去年に引き続き行ったわけですが
最大の目的は卒業設計作品をきちんと見ることにあります。
そこに、大学の個性やレベルがかなり現れると思うからです。
それは、来春に設計製図の指導をするときのイメージにも繋がります。
兼任講師賞にはなりませんでしたが、私が一番評価したのは写真の提案
代々木公園に歴史的コンテクストから導き出された
施設を散りばめています。
フォリーという施設の名称が適切でないと感じたこと
内部空間の豊かさにまで表現が到達していないところは
やや悔やまれますが、手描きのパースも含めなかなかの力作です。
明治大学では今回50程の作品が完成していました。
完成レベルは様々ですが、意欲的なものが多く、その点は感心してしまいます。
彼らの多くが真摯な「建築人」として、巣立っていくことを祈ります。
「浜田山の家」地鎮祭 ― 2008/02/10 11:54
穏やかな天気のなか「浜田山の家」の地鎮祭が行われました。
この家は、太陽の高度を考えながら設計しているところが
大きな特徴です。
夏の竣工に向けて工事が始まります。
●7日に発売された「モダンリビング」の連載
「響きのかたち」では今回グラスゴーのマッキントッシュを
取り上げています。
是非書店でご覧下さい
楽しい「チーム」を作らねば ― 2008/02/07 10:44
↑年末「諏訪の家」に射し込んだ夕日
先週末が「節分」だった。
季節を分ける日。何かが始まる前の日。
そろそろ<次に>進まなくてはいけないな、と思う。
漠然とした感覚から、実際歩きはじめるために
まずしなくてはいけないこと。
それは、新しい設計スタッフを迎えることです。
独立してから5年間は、一人で仕事をしていた。
気ままだけれども、苦難の日々。
そして、現在唯一のスタッフである平井君がやってきて
最初は実務や図面の描き方を教えながらの日々
そして、4年間。
いまや、大切な戦力です。
それを引き継ぎながら、学んでいき
一緒に建築づくりに向かっていける人を探しています。
まずは、楽しい「チーム」を作らねば....と思っています。
採用の詳細はこちら を参照してください。
先週末が「節分」だった。
季節を分ける日。何かが始まる前の日。
そろそろ<次に>進まなくてはいけないな、と思う。
漠然とした感覚から、実際歩きはじめるために
まずしなくてはいけないこと。
それは、新しい設計スタッフを迎えることです。
独立してから5年間は、一人で仕事をしていた。
気ままだけれども、苦難の日々。
そして、現在唯一のスタッフである平井君がやってきて
最初は実務や図面の描き方を教えながらの日々
そして、4年間。
いまや、大切な戦力です。
それを引き継ぎながら、学んでいき
一緒に建築づくりに向かっていける人を探しています。
まずは、楽しい「チーム」を作らねば....と思っています。
採用の詳細はこちら を参照してください。