「上野毛T」2007/10/25 12:02

内外が一体化する家
現在、基本設計中の「上野毛T」をプロジェクトに追加しました。

掲載ページはこちらです

この住宅は、前面道路から段差のある敷地に、ガレージを確保しつつ
中庭のある住空間を目指しているものです。

地下部分になるRC構造と上部の木造が
それぞれ利点となるプランを補完するよう
構想しています。

ビデオインタビュー2007/10/26 10:14

建築家協会の展示
アーキテクツ・ギャラリー の様子

昨日は会場にいながら建築における「公共」とは?
というキーワードでビデオ収録された皆さんのインタビューを聞いていました。
私はそのテーマについて家の一番プライベートな場所からの
グラデーションをたとえにお話ししましたが
やはり、語る人によって随分視点が違います。

模型やスライドショーも見応えがありますが
このインタビューで建築家の考え方や個性が浮き彫りにされているのは
面白いものです。

展覧会は今日まで。本日は18時から会場で懇親会が行われます。

雨上がりの空2007/10/29 07:28

今日は誕生日。
この一年、様々なことがありました。
新たな建築の誕生、素晴らしい人々との出逢い。
さらに、先に進めますように・・・と決意も新たに。

雨上がりの空
澄んだ空気にダイナミックな雲
いつもの風景が違って見えます。

そんな中、昨日は教え子の出た演劇を観てきました。
2年前に設計製図を教えて、アトリエにオープンデスクに来たり
お披露目の受付を手伝ってくれたりと交流が続いている学生ですが
舞台の上で「頑張る」姿に、意外な一面と
エネルギーを貰いました。

ストレートな「叫び」そして、「よろこび」が溢れる
銀座小劇場の昼下がり

今日も日大で午後から授業です。
真っ直ぐな「気持ち」が作品として出てくることを
楽しみにしつつ、真剣に向き合います。

ホピ族の精霊2007/10/31 11:04

よく、スケッチをしに行っている二子玉川の高島屋で
ホピ族の精霊たち「カチーナ人形展」というのをやっています。

昨日、このポスターに惹かれて閉館間際に寄ってきました。
モニュメントヴァレーやグランドキャニオン近くに住む
ネイティブが語り継いでいる独特の世界観が
人形の造形に現れていて、それが今なお続いている。
なくなってしまった習慣を「昔の資料」で辿ると
民俗学的に<重く>なってしまいそうですが
ここにある人形は、ほとんど新品。
それが本当に良いんです。
なぜだか、癒されます。 11/4まで開催されています。

月曜日の日大は2週間後の課題提出に向けた最終指導でした。
この課題は期間が短いこともあり
最後纏めるにあたって伝えるべきコトは沢山あります。
早く帰りたい学生は先にみて、帰れるようにしていますが
やはり、授業時間内では終わらず、延長戦に。
全員の指導が終わってからも、熱心な学生が質問に来るので
大学内のカフェに移動してさらに延長戦をすることに。

自分から熱心に来る、というのは大切なこと
やっぱり無碍には出来ません。
そうしたら、最後まで残っていた数人が割り勘で
クリームの載った抹茶カフェラテを<誕生日プレゼント>として
おごってくれました。
ちょっと、嬉しかったです。