空に開かれた家2007/03/06 14:04

杉並区の敷地に計画している「浜田山の家」

細長い敷地の奥行き感を生かして、<流れ>をつくること
そして
空に向かって<開かれた>空間をつくること
を意図して設計しました。

平屋部分の勾配屋根は冬の太陽に角度を合わせています

きっと柔らかな陽光が射し込むはずです

必要な旅2007/03/11 12:31

3泊4日で熊野・伊勢への旅をしてきました。

20代の初めから建築を巡る旅と
<聖地>と言われる場所への旅は一緒にしています。
時にそれは同じ場所になります。
場所の力が強いところが<聖地>になるのだとすれば
建築を創るためにその場所を「読む」ということへの
ヒントをもらえるのが、そういう場所なのではないかと思います。

緑や射し込む陽光から生命力を感じ、美しさを感じる

紀伊勝浦で借り出したレンタカーの走行距離は約400km。
厳しい行程でしたが、熊野古道を歩いたいにしえの巡礼者を
想いながら、伊勢に辿り着いたとき
「必要な旅」だったのだと思えました。

「どこにでも行ける」2007/03/16 20:25

グレーに少しブルーが混ざっているだろうか?
白系の中に微妙な色が入っている
色の感覚を呼び覚まされる

徐々に、色の彩度が上がってくる
いつの間にか鮮やかな<カラシ色>に釘付けとなっている。

カミシマチナミさんの2007/08 秋冬ショーに行ってきました。
会場は日本橋につくられた東京コレクション用の特設テント。
突如として挿入された熱気のようなものが、あたりに伝搬していく。

細かいディテールがとても作り込まれているような
でも、フワッとかわされたような...

カミシマさんの創られる服は、きっと沢山の積み上げの上に
成り立っているのだろうけれども
どこかとても自由だ。

「どこにでも行ける」
そんな気配を感じさせられた、ひととき。

「言葉」の断片2007/03/23 10:33

建築家協会(JIA)で用事があり、外苑前へ。

現在、ワタリウム美術館でブルーノ・タウトの展覧会が行われている。
一度駆け足で見たのだが、ワタリウムのチケットは
シーズンチケットになっているのもあり再度寄ってみる。

桂離宮を再発見し、対極として日光を「イカモノ」と批判する。
ドイツからやってきた近代建築家のその視点が正しいかどうか?
そういうことよりも、「まれびと」として諸事情ありながらも
日本に滞在した外からの視点に改めて考えさせられる。
そしてそこで創り手として関わった仕事も紹介されている。
「日本」について考えていた学生の頃にみていた桂離宮などの直筆メモが
展示されていて、筆跡やタッチまでじっくりと観察。
また寄ろうと思う。

通りのはさんだ向かいでは『バカップ展』(VA Cup展)のインフォメーション
写真はその看板です。

やや勇気がいる扉を開けて、コーヒーの香りの中
それぞれのアーティストのデザインしたカップと対話する。
格好いいデザイン、グラフィカルなデザインが並ぶ中
一青窈さんのカップが印象に残る。
ご本人の「言葉」の断片で構成されているカップは
それを持つ人と、どんな<対話>を生み出すだろうか?

50年間続いて2007/03/26 11:25

アトリエワンの展覧会を観に行ったギャラリー間。
そこから見上げた空です。
厚い曇り空の合間からフッとのぞいた青空が幻想的な空気を一瞬創りました

土曜日、椎名英三さん設計の「白い紫」を拝見しました。
熱き想いを持たれたクライアントとの共同作業が
迷いのない空間として創り上げられていて、刺激を受けました。

そして、そのまま芦原建築設計研究所のOBOG会へ。
2年前は芦原先生の追悼会を兼ねていたので
幹事だったこともあり、大変だったのですが
今回はゆっくりと過ごしました。

50年間続いている事務所のOBOGがこういう空気で集えるというのは
なかなか凄いことだなと感じました。

芦原義信デジタルフォーラムでも「サイドウェイ」を紹介いただいているので
ここにリンクを入れます。

●3/24発売の「田園都市生活」というややローカルな(?)雑誌に
 諏訪の家(二世帯の自邸部分)が紹介されています。
 是非ご覧下さい。